文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

ひとりブレスト+アウトラインでブログの記事は書けるのか 連載1

2016年10月3日

「では私はどうやって文章を書いているのか」

色々な人に文章の指導をしています。
添削が主な指導方法です。
基本的にその人の世界を大事にしたいので、
構成や語順がおかしいところを直し、言葉を換える方法、見直しの仕方などを教えています。
ところが最近、講座の準備段階で根本的な質問を受けました。
「では、ゆか先生は、どうやって文章を書いているのですか?」

そこで、その講座の懇談会の時間に、いつも行っている「書く準備」をお見せしました。

付箋紙を使って、自分の脳内にある情報や思考などをワーッと書き出すのです。
似たような情報は束ね、面白いけれど関連の薄い情報は捨てます。
次にその束について、書く順番を考えます。
わたしはここまでの作業を「ひとりブレスト」と呼んでいます。
自分だけの方法なので、これは私の勝手な呼び方です。

その時はそこまで実際にやってみせました。
文章化はそこからです。
私は、アウトライナーを使います。

さて、これが思った以上の反響でして、本編の講座よりも質問が多くきました(笑)
そこで、私以外の人間でも、この方法で実際に文章が書けるか知りたくなり、
SNS上でモニターを募集したところ、4人の女性が名乗りを上げて下さいました。

ZOOMという会議システムを使い、4人に「ひとりブレスト+アウトライン」の講義をしました。
そして、実際にその方法でブログを書いてみた感想が集まりましたので、それを個別に、数回ずつに分けてお伝えしたいと思います。

一人目

ブログ「優有の絵本の庭」
~JPIC読書アドバイザーの優有が、絵本と読書と学びの日常をゆるっと綴ります~
優有(ゆうゆう)さんです。
絵本を紹介するブログを書いたり、読み聞かせを中心に子育て支援を展開したりしています。

彼女も「ひとりブレスト+アウトライン」でブログは書けるのか。
第一弾
「おべんとうの絵本はいかが? ページをあけたら広がる、しあわせをお届け。」
http://wp.me/p6cOlt-tV

優有さんより
ブログを書き終えるまでにかかった時間
・考える、付箋に書く:20分
・並び替える等の作業:10分
・絵本選書、決定:40分
・絵本の正しい情報を調べる:30分
・写真加工や体裁整え、言葉の直しなど:20分
合計2時間

感想
~良かったところ~
・文章の順番を考えるのに、とても良い。
・内容を削りやすい。
・無駄なところを発見しやすい。
・常に、伝えたいことを意識しながら書くことができる。

~改善が必要なところ~
・後からどこに書いたのかを探すのが少し面倒。
・付箋の山をつくると文字が隠れてしまうため、俯瞰しにくい。

~やってみて感じたこと~
全体として俯瞰しながら書くのは、いままで好きでよく使っているマインドマップの方がしっくりと来ましたが、細部を丁寧に検討し、伝えたい想いをまっすぐに表現しやすいのはこの方法が良いという感じがしました。
考える際のひとつの方法として活用できるよう、身に着けたいと思いました。

私からの提案
優有さんの場合は、絵本のデータを揃えるのに時間がかかりますが、そこをはしょっては元も子もないので、それは仕方ないと思います。
大きな付箋でブレストする時は、大きいテーブルでします。
束ねてから、入力する時に、PCの前に持ってくる感じです。
テーブルが小さい場合は、小さい付箋でやってみてください。
並び替えはアウトライナーの方が楽ですね。

優有さんより
そうですね!
付箋の大きさや、ブレストをする場所も考えたらよかったです。
絵本に関する投稿は、セレクト命なので、そこはしかたないでしょうか。
時間を使ったぶん、知識もつけていこうと思います。
浮かんだアイディアに対し、この記事に必要かどうかを、ひとつずつ考えて判断していけるので、いつもよりはっきり書けたような気がします。
とても勉強になりました!
ありがとうございました。

果たして提案を受け入れ、改善したあと、彼女の文章はどうなったのか。
第二弾につづく。

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