文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

「うらしまたろう」年長コースの絵本を紹介します

2016年9月14日
私の国語ネット塾「かきまくれっ!こくご トレーニングペーパー」年長コースでは、毎月、絵本の読み聞かせを課題にしています。
8月の課題本は、浦島太郎でした。
「うらしまたろう 講談社の創作絵本 よみきかせ日本昔話」 令丈 ヒロ子 (著), たなか 鮎子 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061325051/nihongodeasob-22

生徒の感想です。
印象に残った場面は、東西南北それぞれの扉を開けると、春夏秋冬の景色が現れるところのようです。
特に秋の場面がきれいで、おとひめとたろうが並んでみているところが、まるで結婚式をあげているようだと言っていました。
思い起こすと私もこどものころ、浦島太郎の中でこの四季の景色が現れる場面が一番好きで何度も見たことがあると話しました。

私の知っている浦島太郎には、この四季の窓の場面がありませんでした。
なので、この絵本を見た時に、四季の窓とは、なんて美しいのだろうと感激したことを覚えています。

年長コースで課題にしている12冊の絵本は、
私が何日か図書館にこもり、厳選した本です。
同じ日本の昔話でも、絵本によって大きく違います。
例えば、浦島太郎のお話では、最後は玉手箱を空けてしまい、浦島太郎はおじいさんになってしまいますが、
そうならない本もありました。新しい発見でした。

アニメを絵本にしただけのような本が多い中、
文も絵も、これは是非とも読んでもらいたい!という本を選んでいます。
「浦島太郎?知らな~い。」そんな子が出ないようにしたいものです。
親子で何回も読んでもらいたい本です。
お問い合わせ