文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

学校の宿題の日記。何を書いたらいいか分からないとき。

2022年10月22日
私は受講生からの相談や、SNS での質問に答えていますが、結構多い相談が、学校の宿題で出る3行日記についての相談です。「何を書いたらいいか分からない」というものや「いつもワンパターンになってしまう」という相談が多いです。

LINEメルマガでもお話しましたが、ここではもう少し詳しくお話しますね。

お子さんがいつもこの宿題を目の前にして「何を書いたらいいかわからないよ」と困っている状態ですね。その日1日どんなことがあったのか、保護者の方は帰宅後の分しか分かりませんので、学校であったことを思い出す作業を一緒にするはめになります。
またそういう子に限って「今日は特に何もなかった」「別に普通だった」と言いますが、朝起きてから夜寝るまで、人間、何もないということはありません。それなのに、日記に書くべきことを探すのが、とても大変になっている状態です。

こういう場合はアウトプットを前提にインプットするという行動パターンをオススメします。この行動パターンは3行日記を書く以外でもに効果があり、また、一生使える生活の仕方なので、是非身につけさせたいものです。

それは、「一日の最後に3行日記を書く」ということを常に頭に置きながら、一日を過ごしてもらうのです。
最初から宝探しのように一日を過ごすイメージです。「宝探し」と言うのは、ポジティブに良いことを探しながら一日過ごそうという意味を含んでいます。
まず、ポジティブなものを見つけながら1日暮らすと、とても気分がいいですし、書いている時も楽しいですし、振り返ってとても楽しいです。

また、今日はどんな素敵なことがあったのか、保護者の方も聞く耳を持たないといけません。興味を持って、前かがみできいてみましょう。

無理矢理思い出しながら、いやいや書くという流れを
最初から保護者の方に報告するつもりで、わくわくしながら一日過ごし、楽しく興味を持って聞いてもらえることを、楽しく伝えるつもりで書くという流れに変えるのです。

今までそうしてこなかったご家庭は、最初、大変かもしれません。
でも、こんな素敵なこと、始めないテはありません。さっそく今日からどうでしょう。

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