文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

共働き夫婦の子ども 勉強のキモはズバリ何?

2017年3月23日

もうすぐ春。お子さんの入学、進級で環境が変わるご家庭もあります。育児休暇を終え、仕事に復帰するママもいるでしょう。お子さんは誰がどのようにみるのか決めましたか?勉強ができる子にするのではなく、時間管理と継続力がある子にする。そのように発想を変えてみましょう。

 

子どもを誰が見るかで方針がばらばら

ご夫婦で仕事をされている場合、お子さんを保育園や学童に預けたり、じいじやばあばのお世話になったり、また、夫婦で当番制にしていたりと、子どもの面倒を見る方法はそれぞれです。
そんな中で、ご主人に任せると放置されているようで、あとで見ると宿題が終わっていないことがある、じいじやばあばに任せるとゲームとおやつばかりで毎日が特別な日になっているというように、子どもの面倒を見る人によって学習方法や時間の過ごし方が違うことが気になる場合もあるようです。
そういう状況下で、子どもに少しずつ能力差ができ、「きちんと子どもを見ている(ように見える)専業主婦さんには適わないわー」とひがんでしまう、働くお母さんからの相談も数多く受けてきました。

 

働くママ!後ろめたさを感じないで!

まずは後ろめたさを感じないこと。
私も子どもを産んで6年間は専業主婦でしたが、専業主婦の人たちは、時間に余裕がある分、しようと思えば、例えば曜日毎に違うお稽古事に送り迎えできますし、家に家庭教師の先生を招いたり、親子で読書をしたりと、夢のような親子時間を過ごしている印象がありますよね。
もちろんそれが非常にうまくいっている人もいますが、たいていはなかなかうまくいかず、悩んでいるものなのです。
時間があるのに子どもを上手に見られない、一緒にいる時間が長い分、イライラして叱ってしまう時間も長い。そんな専業主婦の悩みも非常に多いです。
時間がないので子どもとしっかり向き合えない罪悪感」と
時間があるのに子どもとしっかり向き合えない罪悪感」は同じぐらい存在するのです。
子どもとしっかり向き合おう、子どもとの時間を大切にしよう、そう思っているママの悩みは、仕事をしているいないに関わらず、全世界共通なのでしょう。

ですから、仕事をしていて子どもと一緒にいる時間が少ない。
働くママ、そんな後ろめたさを感じるのをキッパリやめましょう。
子どもはひがんでいない限り、親がひがむ必要はありません

 

子どもに身につけさせたい「生きる力」

私は国語教師なので「どうしたら国語力がつくか」という質問を一番多く受けます。
しかし、学力の前に生きる力、子どもには学力ではなく、生きる力を付けたいものです。
「生きる力」には色々なものがあります。
自信、創意工夫、着想、チーム力等々。
学力を付けるのに必要な「生きる力」は、具体的には学習習慣と継続力です。
学力を付けるにしても、それは副産物だと捉えた方が良いです。
塾やプリントを通じ、勉強の仕方を勉強する、といった方が分かりやすいでしょうか。

教材作成者の立場から言わせてもらえば、世の中の教育カリキュラムには作成者の意図が入っています。
私の場合は「毎日こつこつ」です。
この行動が「学習習慣」「継続力」につながるように作ってあります。
私のプリントはA4で毎日たったの1枚。
これを、毎日決まった時間に、毎日必ず取り組むことを薦めています。
しかしこれを軌道に乗せるのは楽ではありません。そこは親子でがんばるところ、踏ん張りどころです。
きちんと取り組んだ結果、学習習慣と継続力がつきます。そして、副産物として「国語力」が付くというイメージです。
学習習慣と継続力がきちんと身についたお子さんには、問題集をポンと与えても大丈夫です。これが順番を間違うと大変なのです。学習習慣と継続力がついていないのに問題集をポンと渡し、出来なかったときに「頭が悪い」だの「三日坊主」だの言われるのは可愛そうです。
私の指導の場合は 学習習慣と継続力ですが、教材作成者によってそれは違います。
「毎日こつこつ」を意図に入れないのであれば、私は問題集を発行した方が早いのです(笑)
なぜ、毎週毎週作文課題を提出させるかというと、そこで親が自分の子どもの作文を読む機会を作る為です。
実際、そこで色々ものを思った保護者の方から、そのタイミングで毎週たくさんの相談が来ます。
学力をつけることを第一の目的にはしないで、学習習慣と継続力をつけるために自分の子どもに必要なことは何か、それがどこで、そして何で叶えられるのかを考えましょう。

 

実践のこつ

家族会議
まずは、子どもに関わる人全員で家族会議です。
じいじやばあばにも頼むことがある場合には、じいじやばあばも含めて会議をしましょう。
じいじやばあばに頼むことがあるのに、夫婦で決めてしまい、それをおしつけてはいけません。
そういうことをすると、こっそりルール違反をされた時にイライラしてしまうのです。
当然関わる人が多ければ多いほど、それぞれの思いが違うでしょうから、ぶつかることもありますね。
でも、お子さんは全員にとって愛すべき対象なのです。みんな子どものためを思ってしていること。
感謝して「みんなで育てる」方法を編み出しましょう。

学習習慣と継続力をつけるために
またもや朝活のススメ
これは共働き夫婦に限らないのですが、時間がない人は朝がんばって一緒に勉強しましょう。
その為には夜早くねさせること。
この学習時間を定着させると、学習習慣の他に、早寝早起きの習慣もついて一石二鳥です。
学校のテストや試験は全て午前中が中心です。試験日だけ早起きをしてボーッとした頭で受験に臨むことがないよう、この習慣は早い段階で是非身につけたいものです。できたら10歳までに定着させましょう。これはズバリ親の言うことを素直に聞くうちにということです。

ハッピーなやることリスト
規則正しい生活を送る為には、毎日決まった時間に決まったことをすることが大切。
楽しいことも入れた「やることリスト」を作り、子どもに達成する喜びを感じさせるようにしましょう。
その為には色々盛り込まないことが大事です。ゆるく作るのがポイント。もし、キツいと感じるのであれば、することを減らしましょう。遊びの時間ももの凄く大切です。特に兄弟で遊ぶ時間を確保しましょう。

休日の過ごし方
共働き夫婦の場合、ここが勝負! 家族揃ってなるべく家から外にでましょう
お弁当を持って公園に出かける、博物館や美術館で図鑑で見ているものの実物を見に行く、山に登る、海で泳ぐ、お父さんやお母さんにとっても仕事で疲れた頭や体を休ませる絶交のチャンスです。

 

そろそろ子育てを終える私から

子どもと一緒に過ごせる時間はあっという間に過ぎます。最近は人生100年時代といいますが、子どもと一緒にべったり過ごせるのはそのうちたったの10年。そして、過ぎてしまった人が必ず思うのは、その時代をもっと大切にすれば良かったということ。
十分子どもとべったり過ごした私でさえ、あの10年間をもの凄く愛おしく感じます。
イライラの要因を早めに解決し、思い切り楽しんでほしいのです!

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