文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

今日は春節。目標の見直しを。

2016年2月8日
こんにちは。
「かきまくれっ! こくごトレーニングペーパー」のぶい先生です。

平成27年度2月第1週にいただいたメールより。
年始に立てた目標は、今も頑張って継続しています。
達成カレンダーにも書き込んでいます。
良いきっかけをありがとうございました。

続けているのですね。偉いです!!
「かきまくれっ!こくご トレーニングペーパー」では、1月の最初の課題で、今年の目標を書かせました。
また、その目標を、毎日達成できたかどうかわかるような状態に書き直させました。
たとえば毎年多いのが「なわとびをがんばる」
これ、頑張ったかどうか、本人にしか分かりませんし、その時の状態で基準も曖昧ですよね。
5分適当に飛べば「がんばった」ことになるのか、汗をかいたらがんばったことになるのか、何回かできたらがんばったことになるのか……。
そこで、「毎日、なわとびを30分練習する」とか「毎日、二重跳びを10回する。」など、第三者が判断しても分かるような基準にして、文を書き換えるのです。
そうすると、○か×かで判断できます。
そこがポイントです。
曖昧な基準は、結果的にやる気も曖昧にします。
あまりに×が続くようなら、目標値を下げ、なるべく○が続くようにします。
これ、甘えでもなんでもなくて、モチベーションの為の変更なんですね。
もちろん、できるようになったら、徐々にハードルを上げていけばいいんです。
「二重跳びを10回する」目標が簡単になる場合もありますからね。

そして、もうとっくに三日坊主で、もういいや~と投げやりになっている人、
今日は「春節」です。
旧暦のお正月です。
一年の計は元旦にあり。
今日からがんばりましょう!
と、これは冗談ですが、法律できまっているわけではありませんから、
いつでもリスタートできます。
今日から目標を立て直して再スタートしましょう。
漢字テストは案の定、半分もできず、そのたびに復習していますが、
次の漢字テストも同じような結果だと思うので、復習する漢字が増えるばかりです。

私の講座では、間違えた漢字は、三回書くことを復習としています。
毎回間違えたとした場合、たしかに、復習する漢字は増える一方ですが、三回書く機会を多く与えられることを感謝するくらいのつもりでいましょう。
だって、一回で書けてしまったら、もうその漢字を書く機会がないかもしれないのですよ。
これは、漢字を覚える良い機会だと思って、書きまくってください。
そのうち、あぁ、昨日も書いた漢字だ、昨日も一昨日も書いた漢字だと思い出しやすくなるかもしれませんよね。
また、保護者の方は、間違える字に共通点はないか、探ってください。
「うちの子は送り仮名を間違えるようだ」
「うちの子は、ころもへんとしめすへんの区別が付いていないようだ」
そんなことが見えてくるはずです。
算数は自分で質問しておきながら、教えられると抵抗したり、
やる気をなくしたりするので親も疲れます。

難しい年頃ですよね。
どう返事をしたら、理想的なのか、一度聞いてみてもいいでしょう。
例えば「お母さんは、ついでに他のことも注意するからいや。「だいたいあなたは」って言うんだもん」と言われたら、そこを改めてみましょう。
こちらが改めた上で、さらに文句を言われるようなら、こちらが改めた旨を告げてみて、それでもだめなら「そういう時期」だと思ってこちらが引くしかありませんね。
私も反抗期がひどかったので、今更反省しています(笑)
そして最近になって、「お母さん、あの時は悪かったね」なんて謝ると涙ぐまれてしまいます。

写真 春節の風景 横浜中華街にて
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