文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

くっつきの「は」?

2017年6月7日

小学校1年生国語の最大の難関、助詞「は」「を」「へ」。毎年相談を受けます。今までは個別に返信していました。今年も何人からか相談があったので、ブログに書いて共有することにしました。

 

くっつきの?

助詞の「は」「を」「へ」は「わ」「お」「え」と読む不思議な言葉。小学生では混乱しますよね。で、これらの言葉、変な呼び方がついています。「くっつきのは」「くっつきのを」「くっつきのへ」です。助詞は、付属語であることからこのように言っているのです。つまり何かにくっつかないと言葉として機能しないということですね。

わたしは小学生です

この文を例にとって考えてみましょう。
「わたし」は自立語です。試しに「わたし」って何?とお子さんに聞いてみましょう。男の子の場合は「ぼく」で試して下さい。おそらく自分を指すと思います。単語だけで自立する言葉です。イラストも描けると思います。シールもできますよね。
では次に「小学生」についても考えてみましょう。自立語です。「小学生」って何?と聞いてみましょう。「小学校に通っている子」「小学校に行ってる子」などの言葉が返ってきます。イメージのイラストも描けますよね。シールもできます。

公園へ行きます

この文を例にとって考えてみましょう。
「公園」も「行きます」も表現できますね。「行きます」については、行く様子を表した絵を描けます。ジェスチャーもできますね。

 

では助詞は?

では、「わたしは小学生です」の「は」、「公園へ行きます」の「へ」はイラストに描いたり、シールにしたり、ジェスチャーしたりできますか?
できませんよね。これが付属語の特徴です。大人の場合は「へ」の時に遠くを指さし「to」を表現できますが、小学生では無理です。

 

小学生にはどう教えるのがいいか

人間は、規則性を理解してから行動するわけではなく、ほとんどが、行動の結果、こつや規則性を発見して理解していくものです。そして、先人の知恵や先輩のアドバイス、専門家の助言は、ある程度自力で習得してから活かされるものです。
例えば、子どもは、走り方を本で教わって、実践に移すわけではありませんよね。でも大きくなり「もっと早く走りたい」と思った時に、体育で習ったり、コーチに教わったりするわけです。
ですから、これはもう習得するしかありません。ある程度分かるようになったら「くっつきの」という言葉で知識として定着させてください。そしてもう一度トレーニングへ戻ります。その方が効果があると思います。
絵本を読み聞かせするのも良いでしょう。自然に覚えます。
また、あまりに間違いが多い子は、好きな文章を書いてテストしてもいいと思います。


お子さんのお名前を入れて

○○ちゃん□アイスクリーム□たべます
おかあさん□○○ちゃん□だっこします
あした、○○ちゃん□ディズニーランド□いきます

こんな楽しい例文なら、テストも楽しくなりそうですね。

 

例外「こんにちは」

こんにちはの「は」は助詞ではありませんが「わ」と読みます。

 

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