文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

漢字の学習法、間違っていませんか?

2021年12月12日


「漢字が覚えられないのですが、どうすればいいでしょうか?」
「宿題では何回も書いているのだけど、テストで違う熟語で聞かれると書けないみたいです」

そういう人多いのでは?

まずですね、漢字学習は「読み」「書き」「部首」「筆順」などに分かれますが、「書き」がほぼ網羅するので、「書き」だけに集中しましょう。
「書ければ読める」この法則はとても大切。私が作文を指導しているのも同じ法則に則っているからです。読解は不要ってやつですね。この話はまた。

基本的に書ければ読めます。ですから読みの練習は読み方が特殊な熟語(七夕、境内など)を除き不要です。

つぎに「何回も書く」のは、漢字嫌いになる第一歩なので、直ちにやめましょう。
意味がある訓練方法として、短文を作ることをおススメします。
そうすれば、正確にその漢字の意味を理解しているのか分かります。
短文は何でもOK。それこそ「うんこドリル」のように何かにこだわってもいいのです。
以前、「おばあちゃん」という言葉で漢字の短文を書き続けた子がいます(笑)

書いている時、書き終わった時に、音読をするのはとても良いです。耳からの確認にもなります。
耳からの「聴覚」手の「触覚」目の「視覚」、3つの感覚を使うので覚えやすいんです。

空に書くのは、確認できないのでやめましょう。

【まとめ】
ふざけてでもいいので、自分の好きな短文をその漢字を使って書く練習をしましょう。
書きながら音読、書き終わったら音読して、笑いましょう。

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