文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

文章題を読むときの注意力

2016年2月16日
こんにちは。
「かきまくれっ! こくごトレーニングペーパー」のぶい先生です。

平成27年度2月第2週にいただいたメールより。
算数の文章問題でも同じなのですが、文章をテキトーに読んでいて、
前後の意味を理解しながら読み進めないので、入れるべき言葉を間違えます。
「声に出して読んでごらん」と促して、何度か読んでやっと「ああ!」と理解します。
「かきまくれっ!こくご トレーニングペーパー」をやらなかったら手つかずの領域だったので、
やって良かった、というより、やってなかったらまずかった!と思っています。
今後もビシバシよろしくお願いいたします。

基本的に、「。」ごと、そして段落ごとに、何が書いてあったのか、イメージが描ければいいのです。
関係のないことは書いていないのですからね。
これは、私のように、文章を書く側も気をつけなければいけないことです。
書いてある文字を読み取ることは、それほど緊張感を伴うものではありません。
分からなかったら読み直せば良いのですから。
その点で言うと、「聞く」方が難しいですよね。
ここに書いてあることは、二度と見られないのだという緊張感があるといいですね。
一度しか読めないような時間設定で問題文を読んでみる
一度読んだら、問題文を伏せて、何が書いてあったのかを言ってみる。
時間があるときにそういうトレーニングをしてみましょう。
聴くトレーニングについては、今週ブログに書きますね。
これだけの文章を綺麗に原稿用紙に書くのは、とても集中力を使うのですね。
サイトで他の生徒さんの文が載っているのを見て、
きれいに書かないと恥ずかしい!とかなり字の綺麗さを意識しつつ、一生懸命書いていました。
時間もかかったし、途中からは普段の字になってしまいましたが、
何度も集中切れしながら、ちゃんと最後までやり遂げた娘が素晴らしかったです。親バカですね。

今月、三年生コースは、四年生からの作文中心の学習に備え、原稿用紙を使って長文を書き写すトレーニングをしています。
とても緻密な作業ですが、まず、これができないと作文が始まりません。
良質の文章を写すことで、知らず知らずのうちに、構成力も学ばせています。
大変ですが、頑張らせてくださいね。
いっぱい応援してあげてください。
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