文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

オンライン双方向授業をしてみた

2020年7月30日

普段は、専用SNSで保護者と連絡を取り合いながら、プリント学習をしている「かきまくれっ!こくごトレーニングペーパー」

3月の休校措置の際、3週間双方向授業をしました。その時、子どもたちの反応がとても良かったので、体制を整え、7月11日12日と開催しました。子どもたちの様子と教師側の工夫について気が付いたことをつらつらとシェアします。

安心安全の場作り

オンラインという形での授業を、初めて受ける子、英会話などの授業で既に体験済みの子、それぞれに緊張している様子でした。ドキドキが伝わってきます。みんなかわいいかわいい!
まずは自己紹介。名前、住んでいるところ、好きな食べ物とベタですが、それでも精いっぱいな子もいるので、まずはこの方法でしてみました。だんだんと面白いネタにしていこうと思っています。ここでは何を言ってもいいのだという安心感を与えるために、笑えるような話も混ぜながら、ファシリを始めます。

安心安全の場所作り」とにかくこれが一番大事です。子どもたちがイキイキと伸びていくためには、環境が大切。あ、環境って、高さがちょうどいい勉強机とか、目にいい観葉植物とか、集中力を高めるアロマとか、そんなんじゃないですよ。安心安全の場所を作ることが先決です。そのために必要なことは「待つ」ということです。
「これ、どう思う?」と聞いて、瞬時に答える子と、じっくり考えてから自分の意見を言う子、本当に十人十色です。とかく親は「早い」に重きを置きますが、私は全然気にしません。私が全然気にしないと言っているのに、ヘッドセットからは「ほら、早くしなさい」だの「先生が待っているでしょう」だの声が漏れ聞こえてきます。
分かりますー! 私も親なので!(笑)
息子が小さいころ、「早く」という言葉を何回言ったことか。多分、1万回(1日5回、幼稚園から小3までとして計算w)は言ったと思います。でも、息子は時間がかかっても確実にやり遂げるタイプなのだと思いなおし、途中でそう言うのをやめました。でね、息子のことを全く急かさなくなったら、息子がそんなに遅くないってことに気付いたんです(笑)
「早く」という言葉は、遅く感じさせる「呪いの言葉」なのかもしれませんね(笑)

親はそばにいない方がいい

さて、私は親には結構厳しいので「パパやママの意見はダサいので聞かないように」と言います。みんなくすっと笑います。いやほんと、親の回答はダサいです。ものすごく当たり前でものすごく無難なことしか言わない。そしてその回答を聞いた子どもは、そのダサくて当たり前の中から、さらに教師が気に入りそうな答えを探し、親と先生、両方の顔色を見ながら答えようとします。そしてその動作をずっと繰り返すと、いつしかそれが習慣になってしまいます。現に、オンラインの授業中、私の目を見ない子が何人かいます。横にいる人をチラッチラッと見ます。初めは仕方ありません。操作に慣れてないこともありますからね。でもそれだといつまでたっても「学び」に入れない。私との信頼関係が作れないからです。

100人子どもがいたら、一人として同じ子どもはいません。なので、質問の回答も100通りあるはずです。そこを引き出すためには、つまりダサくてものすごく当たり前のことを言わないようにするためにはとにかく「待つ」こと。そしてその子の発言をまるごと受け止めること。

それからやっと学びです。

みんな脱線が好き

授業は、脱線が多かったですね。でも先生の脱線って好きじゃありませんでしたか? 授業内容より、脱線の話ばかり覚えているとか(笑)
教師歴32年、そこそこ面白い脱線ができます(笑)
漢字の由来から始まる脱線、故事成語から始まる脱線、アイドルの話から、地球の話、選挙の話から、なんでも話します。そして、みんなの意見もどんどん聞きます。

分からないことは「先生、知らないなー、それ。調べに行こう!」正直にそう話し、画面共有してGoogle大先生に聞きに行きます。絵や動画はとても探しやすいし、子どもたちにも分かりやすいですね。

こういう脱線や雑談の中で、子どもたちの好きなことや得意なことをキャッチします。そうしておくことで「先生は自分のことを見ててくれている」という安心感を与え、私もそれを楽しんでいきます。

学校では、マスクを付けているので活発な発言ができない?

新型コロナウィルス感染リスクは、オンラインでは0ぜロです。学校と違い、パソコンの前では、マスクも不要。どんどん発言して、どんどん笑います。授業後の感想でも「いっぱいしゃべった」「楽しかった」というものが多かったです。

学校以外の学びの場を許さない学校

土日実施の最大の敵は学校でした。休校措置の為に、土曜日にも授業をする学校が多いようです。さすがに学校を休んで参加してとは言えないですね。
しかし、これでいいのか?という思いはあります。土日って、何のために休むんでしたっけ?
子どもたちには、学校以外の学びの場が必要です。家族でのおでかけ、お稽古ごと、スポーツ、地域の子ども会、社会参加活動、ボランティア活動、そういうものの中に「教科学習」以外の学びがあり、実際、社会に出てから役に立つのはむしろそっち!

海外の受講生

今回はアメリカ西海岸のお子さんが一人参加しました。めっちゃ早起きしたそうです。
私の受講生は、海外の生徒も多くいます。
でも、時差の関係で参加できない生徒もいました。この辺、難しいですね。

録画受講

学校行事やお稽古、時差の関係で参加できなかった受講生には、動画を配布しましたが、やはり、リアル参加の熱量には負けます。録画授業がめっちゃ気に入って、むしろ、学校やお稽古を休んでも「ゆか先生の授業の方がいい」と言わしめねばと思いました。

音声トラブル

こんなこと滅多にないのですが、音声トラブルに見舞われました。私が使用しているコンデンサーマイクのノイズがすごく大きくなってしまったのです。「先生の声、キンキンするー」子どもたちが笑っています。ここで、笑うのが大事ですね(笑)
パソコン内蔵マイクに切り替えてもダメ。授業中に再起動は無理。そこで、スマホでzoomにログインし、イヤホンで授業を続けました。パソコンの方は画面共有と生徒全員の顔を見るために、マイクとスピーカーを切っています。同じ部屋で二台ログインすると必ずハウリングを起こすことは経験済みだったので、すばやく対応できました。
アンケートでも「先生の素早い対応がびっくり」という意見も。ありがとうございます(笑)

教材

教材は普段私が使っている「かきまくれっ!こくごトレーニングペーパー」のプリントを使いましたが、月に1回なら、何かテーマを決めて、1,2年生、3,4年生、5,6年生という感じでたばねてもいいかもしれません。その辺は試行錯誤していこうと思います。しかし、さっと使える紙の教材があるっていうのは強みかもしれませんね。

オンライン授業受講生募集中

8月も双方向オンライン授業をすることにしました。

要項
日程:8月6・7日

学年と時間
1年生 8月6日(木)9時~
2年生 8月6日(木)10時~
3年生 8月6日(木)11時~
4年生 8月7日(金)9時~
5年生 8月7日(金)10時~
6年生 8月7日(金)11時~

時間
低学年40分程度、中学年45分程度、高学年50分程度を予定

受講料
低学年1,000円、中学年1,500円、高学年2,000円(外部生は倍額)

テーマ
8月第1週金曜プリント教材を中心に授業を組み立てます。
1年生 これで大きく表現が変わる!「比喩」
2年生 詩を作ろう!五行歌に挑戦
3年生 スマートにできるかな?地図を言葉で説明する
4年生 4コマ漫画を文章化。そしてごみの不法投棄って?(8月第2週課題)
5年生 五感を使って表現しよう「夏で連想する風景」
6年生 自由研究にも!「北方領土問題」

受講方法
オンライン会議システムzoomを使用します。
設定方法などはこちらのブログが詳しいので紹介します。

【初心者向け】web会議システムzoom(ズーム)の使い方

申し込み
https://forms.gle/WpyB5rTYFvK3uHQY8

用意するもの
赤ペンが入った8月号第1週の金曜プリント
まずは教材を送ります。その中の金曜プリントに取り組み、5日までに送ってください。添削をして返却します。当日はそのプリントを使用します。

 

注意
・この授業は録画します。基本的に顔出しOKのお子さんのみ参加できます。
・最少催行人数は2人です。2人に満たない場合、その学年の授業は開催しません。開催の有無は開催が決定した学年から順次、遅くとも前日までにお伝えします。

ご質問等がございましたら、メールにてお気軽にお問い合わせください。

yuka.matsu35@gmail.com

 

 

 

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