文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

国語は今のうちに得意科目にしておこう

2018年1月15日

センター試験が行われました。「国語」については、毎年解いてみています。
いやー、難しいですね(笑)これでも今年は「易化」とのこと。
古文と漢文は、専門外なので置いておいて、評論文と小説について、小学生は何をしたら良いか話してみます。今日は評論文です。

第1問 評論文
デザインドリアリティ―集合的達成の心理学 単行本 – 2013/10/10 有元典文 (著),‎ 岡部大介 (著)
https://goo.gl/NgpCE9

「デザイン来たね」は大学2年生の息子の言葉。なんだかトレンドらしいです。予備校などの予想問題でも出ているのでしょうかね。比較的新しい本からの出題です。高校生向けの解説は、予備校のサイトを見てください。今から何をしたらいいのか、どんな対策を取ったらいいのかが書いてあります。
まあ、私が高校生にするとしたら、「国語を甘く見ないほうがいいよ」というアドバイスです(笑)
英語や数学などと比べ、時間をかけない科目ですが、国語ほど、全体的な学問はないと思います。国語のセンスさえ付ければ、あとは文字が英文字になったり、数字になったりするだけかと。数字はちょっと違いますかね(笑)
ただし、国語力は一朝一夕に身につくものではありません。ですから、他の教科より余裕を持って取り組んで、早い内に得意科目にしておけばいいと思います。そうですね、小学校3年生とか、中学校1年生とか、チャンスですね。この学年なら、読書時間もたっぷり取れるでしょう。読書は必須です。何度も言いますが、本は読まないという天才はたまにいますが、読書が好きな子で、成績の悪い子はあまり見かけません。

設問は、内容をまるっと理解すれば解けます。特にセンターなどの選択問題なら、いくら紛らわしい文章が選択肢に並んでいても、選べるでしょう。そうですね、例えば、あなたがHey! Say! JUMPのファンだとしましょうか。あ、すみません。私の生徒にいるものですから(笑)彼らの曲を聞いて、彼らの活動を知って、とにかく彼らの情報を全部理解できていたら、彼らに関するどんな設問にも答えられますよね?それと同じで、どんな設問が来ても答える為には、本文に書かれていることを、まるっと理解してしまうことが大事。
そして、長文を短時間で読んでまるっと理解するには、知識や語彙量も必要ですが、何しろ「段落構成を把握する」力が重要なように思います。

大人でもそうですよね? 長文を読んで、
「あ、ここは具体例か」
「お、予想される反論が書かれているぞ」
「なるほど、具体例から抽象化したな」
「ここからがまとめだ」
こんなことをまず、鳥瞰して把握する力が必要です。目次を自分で作るような感覚です。それからそれを意識しながら細部を読み進める。

その為には、練習として、良質の文章を読むことが大事。素人のブログ、メルマガなんかでは勉強できません。だって、段落構成まで考えたものが少ないから。少なくとも、紙で商業出版されたものが良いです。なぜなら、プロの編集者、校正者の手が入っているからです。
論理破綻していないか、そもそもその情報は正しいのか、出版社は必死で直しますからね。

そして、段落を意識して読めるようになるには、段落を意識して「書く」練習をした方がいいのです。それは、料理をすることで料理という概念を理解することに似ています。

  1. 必要なものをそろえる
  2. 洗う
  3. 切る
  4. 料理する
  5. 盛り付ける
  6. 食べる

まあ、一部が抜けることもありますが、ほぼこの流れですよね。ところが料理をしたことがないと、これが分かりません。そもそも、手順も考えないので、ものすごく時間がかかります。切る段階になって「やだ、それちゃんと洗った?」と言われたり、料理を始めてから足りない調味料に気づいたりします。買い物に行き直す時間がある場合はそれが学習になりますが、試験本番ではそういうわけにはいきません。
簡単な料理からで良いので、この手順が理解できるまで繰り返すことが大切です。

文章もそうです。論理破綻しない、途中で思いつきが入らない、最初と最後で結論が変わらない、そんなしっかりした料理、いえ、文章を書くには、たくさんの良書に触れ、段落構成について意識し、自分でも再現をする練習をする。それが大切です。

小学校3年生、中学校1年生のみなさん、チャンスです。余裕をもって、良書に触れる練習、自分でも真似して書いてみる練習を始めましょう。習うより慣れろですね。

参考
2018年センター国語(東進ハイスクール)
問題
https://www.toshin.com/center/kokugo_mondai_0.html

 

 

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