文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

新学期・新年度ストレス。子どもと一緒に寝てしまおう

2018年4月23日
新学期が始まりました。働くママにとっては自分も新年度。気づぬ間に、ストレスは家庭に拡がります。新しいスタートの春、気持ち良く過ごしたいですね。

 

学校を会社に例えると


想像して下さい。今日から直属のボスが替わります。このボス、怖いのか優しいのか、デキるのかデキないのか正体不明の人間です。部署のメンバーも、今日から6分の5が総入れ替えです。一緒に長い時間を過ごすことになるというのに、大嫌いな人もいます。既に派閥もありそうです。そんな中、無理矢理組まされたチームで毎日昼食をとるのです。しかも、やっと慣れてきたと思われる2ヶ月ごとに、チームの組み直しです。

こんな会社いやですよね? これが学校です(笑)
学校では、社会性を身につけさせる為に、いろいろなしくみを体験します。クラス替えもその一つです。
今、お子さんは、クラスが変わり、担任も替わり、仲間も変わりました。中には学校自体が初めてという一年生もいるでしょう。親が働いている場合、学童も初めてというお子さんもいますよね。子どもはかなりのストレスをかかえています。夜なかなか寝付けなかったり、急に泣き出したり、時には原因不明の熱が出たり……。新学期はそういうことがとても多いようです。私は子供会活動にも携わっているのですが、見ていると、春は親子共々ストレスの塊のようになってしまいますね。

 

古巣に帰る時間も必要


そんな新しい環境の中、いつもの仲間が恋しいのは大人も子どもも同じです。配置替えのあった人は前の部署の人と会うと、新しい部署の愚痴を言ったり悩みを聞いてもらったりして「ああ、前の方が良かった」と思うこともありますよね。子どもも同じで「前のクラスが良かった。前の先生が良かった」と言うこともあります。その時に、無理矢理前向きにさせなくても大丈夫。時間をかけて新しい信頼関係を築く喜びも教えてあげましょう。「○○ちゃんとクラスが離れてしまって寂しいね。○○ちゃんも同じように思っているかもしれないね。でもそういう素敵な友情を、あなたはちゃんと作ってきたのよ。」今、前の方がいいと思う、そんな関係も、何もないところから築き上げてきたということを、思い出させてあげるのもいいでしょうね。「○○ちゃんのような友達をまた作っていこう」そう思えるように。
仲の良いお友だちと離れてしまった場合は、時々一緒に遊ばせてあげるのもいいでしょう。
ところが子どもには、新しい友達に切り替えられるたくましさが、意外にあります。
最初はめそめそしていても、そのうち、聞いたことがないようなお友だちの名前が出てくるようになるものです。
だいじなのは、その「めそめそ期」に突き放さず、きちんとお子さんと付き合うことです。

 

ふれあいの時間をスキンシップの重要性


親も子も不安定な新学期、私が長年お薦めしているのはスキンシップです。
ハグチューもOKな小さい子なら、いつも以上にスキンシップを心がけましょう。3年生くらいまでのお子さんなら、膝の上に座らせる寄り添って寝るというのも。親の方も癒やされるものです。抱っこを照れるような学年の子どもも、不安定な時期、親のスキンシップには飢えています。「がんばっているね」と頭を撫でたり、出かける時に手を繋いだり、顔を触る髪に触る肩に手を置くというような何気ないものでも良いでしょう。
そして、一番のお薦めは「一緒に寝ること」。ストレスには休養が一番。親が睡眠をたっぷり取る意味でも、子どもと一緒に寝てしまいましょう。
そして、笑顔で過ごしましょう。
新学期はママの笑顔が一番です。

 
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