目標達成のしくみに必要な3つのこと
2026年1月7日

新年になると、1年の目標を立てたり、抱負を語ったりしたくなります。
一方で、1年の抱負を達成できる人は全体の2割以下だという調査もあります。
さらに、4割の人は年末には「今年の抱負が何だったか」を覚えていないそうです。
子どもに限らず、大人でさえ、あれほど張り切って立てた目標に対する行動が長続きしないものです。
私自身もそうです(笑)
おそらく、人間は誰でもそうなのです。
その理由として、これまでは「根気が足りない」「意志が弱い」と言われてきました。
しかし、今ではその考え方は古いと言われます。
足りないのは「根気」ではなく「仕組み」です。
仕組みがあれば行動は続く
例えば、忘れ物をしないための仕組み。
私が実際に行っていることの一つに、出かける際の忘れ物対策があります。
スマホのメモアプリに持ち物を記録するのではなく、スマホ本体に直接、持ち物を書いた付箋紙を貼るのです。
正直に言えば、かなり邪魔です。
しかし、その「邪魔さ」があるからこそ、必ず目に入り、忘れ物を防げています。
子どもの目標も「仕組み」が必要
私の講座でも、小学生の生徒に1年の目標を立ててもらいます。
すると、「忘れ物をしないようにする!」という目標をそのまま書く子がいます。
気持ちはよく分かりますが、気合いだけでは忘れ物は減りません。
これは大人でも同じです。
忘れ物を減らすためには、
まず「何を」忘れているのかを知り、
次に「どうしたら」忘れないかを考え、
自分に対してワナを仕掛けるように、具体的な仕組みを作ることが必要です。
仕組みは人によって合う・合わないがあります。
先ほどの付箋の例も、うまくいかない人がいるでしょう。
その場合は、自分に合った別の仕組みを考えればよいのです。
これは子どもも同じです。
きっと・すっと・ずっと
目標を達成しやすくするためには、
次の三つがそろっていることが大切だと考えています。
きっとできる(自己効力感)
すっとできる(モチベーション)
ずっとできる(継続力)
一つずつ説明しますね。
きっとできる ―― 自己効力感
「私にはきっとできる」という自己効力感を高めるためには、
次の四つの要素があると、心理学者アルバート・バンデューラは述べています。
遂行行動の達成(小さな成功体験を積む)
代理体験(身近な人の成功を見る)
言語的説得(言葉で認めてもらう)
生理的・情緒的喚起(心が安定していること)
この中で、特に取り入れやすいのが「言語的説得」です。
人から言葉で認めてもらうことで、自己効力感は高まります。
そのための仕組みを生活の中に取り入れることが大切です。
子どもであれば、親がその役割を担います。
一人の場合は、「やったね」などの言葉が書かれたシールを使ったり、
できたことを自分の言葉で書き直して、自分を認めたりするのも効果的です。
とにかく、言語化が重要です。
中高生の手帳を見ていても、その効果は大きいと感じます。
すっとできる ―― モチベーション
人は、自分で決めたことでも「仕方ないな」と思いながら行動することがあります。
子どもであれば、なおさらです。
そこに親が
「毎日何分勉強するって約束したでしょ」
と強い言葉を重ねてしまうと、モチベーションは下がってしまいます。
一人でやる気を保つのは難しいからこそ、ここでも仕組みが必要です。
目標を達成したときの自分を想像して絵を描いたり、
なりたい姿に近い写真や雑誌の切り抜きを貼ったりするのも一つの方法です。
思春期の子であれば、
好きなスポーツ選手やアイドルの写真に
「がんばれよ」などの言葉を書き添えるのもよいでしょう。
ずっとできる ―― 継続力
三つの中で、最も難しいのが「ずっと続けること」です。
しかし、この点については中高生たちから多くのヒントをもらいました。
工夫したことをSNSで共有し、情報交換をしている生徒もいます。
小学生の場合は、一緒に頑張る仲間を見つけることが効果的です。
勉強でも、スポーツでも、習い事でも、趣味でも構いません。
仲間と取り組むことで、
継続しやすくなるだけでなく、
「いいね」や励ましの言葉を通して、
自己効力感やモチベーションも高まります。
この「きっと」「すっと」「ずっと」を支える仕組みを、
ぜひ、ご自身やお子さんの目標達成に取り入れてみてください。
親子で一緒に、ゲームを楽しむような気持ちで、
目標に向き合っていけたらよいですね。
お問い合わせ
一方で、1年の抱負を達成できる人は全体の2割以下だという調査もあります。
さらに、4割の人は年末には「今年の抱負が何だったか」を覚えていないそうです。
子どもに限らず、大人でさえ、あれほど張り切って立てた目標に対する行動が長続きしないものです。
私自身もそうです(笑)
おそらく、人間は誰でもそうなのです。
その理由として、これまでは「根気が足りない」「意志が弱い」と言われてきました。
しかし、今ではその考え方は古いと言われます。
足りないのは「根気」ではなく「仕組み」です。
仕組みがあれば行動は続く
例えば、忘れ物をしないための仕組み。
私が実際に行っていることの一つに、出かける際の忘れ物対策があります。
スマホのメモアプリに持ち物を記録するのではなく、スマホ本体に直接、持ち物を書いた付箋紙を貼るのです。
正直に言えば、かなり邪魔です。
しかし、その「邪魔さ」があるからこそ、必ず目に入り、忘れ物を防げています。
子どもの目標も「仕組み」が必要
私の講座でも、小学生の生徒に1年の目標を立ててもらいます。
すると、「忘れ物をしないようにする!」という目標をそのまま書く子がいます。
気持ちはよく分かりますが、気合いだけでは忘れ物は減りません。
これは大人でも同じです。
忘れ物を減らすためには、
まず「何を」忘れているのかを知り、
次に「どうしたら」忘れないかを考え、
自分に対してワナを仕掛けるように、具体的な仕組みを作ることが必要です。
仕組みは人によって合う・合わないがあります。
先ほどの付箋の例も、うまくいかない人がいるでしょう。
その場合は、自分に合った別の仕組みを考えればよいのです。
これは子どもも同じです。
きっと・すっと・ずっと
目標を達成しやすくするためには、
次の三つがそろっていることが大切だと考えています。
きっとできる(自己効力感)
すっとできる(モチベーション)
ずっとできる(継続力)
一つずつ説明しますね。
きっとできる ―― 自己効力感
「私にはきっとできる」という自己効力感を高めるためには、
次の四つの要素があると、心理学者アルバート・バンデューラは述べています。
遂行行動の達成(小さな成功体験を積む)
代理体験(身近な人の成功を見る)
言語的説得(言葉で認めてもらう)
生理的・情緒的喚起(心が安定していること)
この中で、特に取り入れやすいのが「言語的説得」です。
人から言葉で認めてもらうことで、自己効力感は高まります。
そのための仕組みを生活の中に取り入れることが大切です。
子どもであれば、親がその役割を担います。
一人の場合は、「やったね」などの言葉が書かれたシールを使ったり、
できたことを自分の言葉で書き直して、自分を認めたりするのも効果的です。
とにかく、言語化が重要です。
中高生の手帳を見ていても、その効果は大きいと感じます。
すっとできる ―― モチベーション
人は、自分で決めたことでも「仕方ないな」と思いながら行動することがあります。
子どもであれば、なおさらです。
そこに親が
「毎日何分勉強するって約束したでしょ」
と強い言葉を重ねてしまうと、モチベーションは下がってしまいます。
一人でやる気を保つのは難しいからこそ、ここでも仕組みが必要です。
目標を達成したときの自分を想像して絵を描いたり、
なりたい姿に近い写真や雑誌の切り抜きを貼ったりするのも一つの方法です。
思春期の子であれば、
好きなスポーツ選手やアイドルの写真に
「がんばれよ」などの言葉を書き添えるのもよいでしょう。
ずっとできる ―― 継続力
三つの中で、最も難しいのが「ずっと続けること」です。
しかし、この点については中高生たちから多くのヒントをもらいました。
工夫したことをSNSで共有し、情報交換をしている生徒もいます。
小学生の場合は、一緒に頑張る仲間を見つけることが効果的です。
勉強でも、スポーツでも、習い事でも、趣味でも構いません。
仲間と取り組むことで、
継続しやすくなるだけでなく、
「いいね」や励ましの言葉を通して、
自己効力感やモチベーションも高まります。
この「きっと」「すっと」「ずっと」を支える仕組みを、
ぜひ、ご自身やお子さんの目標達成に取り入れてみてください。
親子で一緒に、ゲームを楽しむような気持ちで、
目標に向き合っていけたらよいですね。





