文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

ことわざのおはなし

2017年3月2日

知識分野を分散させたわけ


私の小学生向け講座では「知識分野」として慣用句、ことわざ、四字熟語を曜日を決めて学習させています。

発達段階から考慮し、2年生が慣用句、3年生がことわざ、4年生が四字熟語としています。
塾などでは、集中してこの単元を教えていたのですが、私はこのような「生活に近い言葉」については、年間通じて分散させ教えた方が良いと考え、年間に散らすスケジュールにしました。
例えば「慣用句」
塾では「慣用句」を教える週が何週かあり、集中して徹底的に覚え込ませていました。
しかし今は、一年間で48週あるプログラムの毎週水曜日に2つずつ学習させています。

 

何のための「慣用句」か


とにかく大切なことは「生活」と密着させること。入試のための「慣用句」ではなく、生活を豊かにするための「慣用句」ですからね。

 

ゆか先生の学参紹介コーナー


今日は面白い学習参考書を紹介します。
おはなしドリル「ことわざのおはなし」Gakken

「お話を読む」ことと「問題を解く」ことがセットになり、読書習慣と学習習慣が身につくと歌っています。
A4の見開きが1回分で、毎日学習するのにちょうど良いサイズになっています。
また、毎日学習するとちょうど1ヶ月で終わる量ですから、年間を通じて使用する問題集よりも気軽に取り組めるところが良いと思います。
お話自体はオリジナルで、どれも穏やかで優しいものばかり。普通の読解問題とは趣が異なります。
とかく、読解問題については、理解したかどうか手厳しくなってしまいがちですから、平和で優しいお話は、親子の学習タイムにはぴったりだと思います。

このシリーズは「ことわざ」だけでなく、科学、世界、伝記などのシリーズもありますので、お子さんと一緒に本屋に出かけ、手に取ってみても良いでしょう。

 

 

 

新入生募集


「かきまくれっ!こくご トレーニングペーパー」では、2017年度の受講生を募集しています。
対象は年長から小学校6年生。
募集を締め切った学年もありますが、まずはお問い合わせください。
https://kakimakuru.com/landing
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