文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

いろいろ理由をつけて宿題をしない娘

2016年3月10日

タイトルを見て、「あら……私のことかしら……」と思った大人も多いのでは?(笑)

保護者からのメールです。
このような内容のメールはこれが初めてではありません。

学校から帰宅後、宿題にとりかかるまでかなり時間が掛かり、
「宿題は?」と言われないと自分からは全く手を付けようとしません。
おやつを食べて、少し休憩してから宿題をやると本人は言いますが、
時間を決めても私が側についていないとすぐ他のことをして遊んだり、
だらだらとテレビを見ていたり、
疲れたと言って就寝間際に宿題を終わらせるといった状況です。

私が仕事から早く帰ってきた時は、宿題を見てあげられるのですが、
遅い時やおばあちゃんに頼んだ時は、色々理屈をつけて終わらせていません。

私も国語はとても大事で、すべての教科の土台だと思っています。
娘には是非頑張ってもらいたいのですが、やる気を起こしてあげられず悩んでいます。
何か良いアドバイス等ありましたら、ご指導よろしくお願いいたします。

はい。いろいろ理由をつけて、すべきことをさっさと済ませないのは、子どもだけではありません。
例えば、あなた。
今年の初めに「これをがんばろう」と決めたことのうち、できていないものを思い浮かべてください。
思い出しましたか?
はい。できていない、言い訳をどうぞ。
1 仕事が忙しい
2 お金がかかる
3 PTAの仕事も大詰め
4 やろうと思ったことの方法を調べる時間がない
5 どう調べて良いかわからない
6 いい先生、いいモデルが見つからない
7 下の子がたいへん
8 旦那も家事をしてくれたらいいのだけれど
9 一緒のバス停のママ友の話が長い
10……

はい。この辺で(笑)
人間、しないことの言い訳はいくらでもできます。
弱い生き物なんです。
では、根性を鍛えましょう!?
それも無理ですね。言い訳しているような人間が根性つけられるわけないじゃないですか。
と、身もふたもないことを言ってしまっては教師失格です。

では、この子へのアドバイスを2つの面から。
その1
まずは、「仕組み」の確立です。
「自分から宿題をするようになるには」
ちょっとこれは高い目標なので後回しで。
他のことができるようになれば、自然と達成できている最終目標です。

「おやつを食べて、少し休憩してから宿題をやると本人は言います」
逆です。
宿題をしてからおやつ。その方が美味しいです。

「すぐ他のことをして遊んだり、だらだらとテレビを見ていたり」
これも逆。
宿題をすませてからなら、死ぬほどだらだらしてOKとする。

「疲れたと言って就寝間際に宿題を終わらせる」
これも逆。
疲れる前に宿題を済ませる。

原則的に「けつかっちん」状態にすること。
一番良い勉強時間は、朝食前、お稽古に出かける前、友達と遊ぶ約束の前、夕飯前です。
とにかく、うしろに「時間の変更ができないもの」を置くこと。

放課後、お友達と遊ぶ約束をした時、宿題を先に済ませる子なんて、普通いませんよね?
ところが、私は何人もそういう子を知っています。
私の生徒にもいます。
学校の宿題は、ものすごく集中して取り組めば、10分か15分で終わります。
女の子で、遅刻による疎外感を訴える子がいますが、15分やそこら遅刻して壊れる友情なら、少し考えた方がいいです。
実際、宿題を頭のすみで気にしながら遊ぶより、ずっと密度の濃いつきあいができます。
本当にお友達とつきあいたいなら、その方が良いです。
その子は、帰宅したら、思いっきりだらだらしながらテレビを見ることもできるわけですが、
そういうお子さんに限って、そんなにだらだらしないんですね。
不思議でしょう?

さて、もう1面のアドバイスです。
お母さんは、「宿題しなさいよ」と口だけで言うか、べったり監視するか、どちらかのタイプが多いようです。
両方とも、あまり良くない。
では、どうしたらいいか。

一緒に勉強する

これです。

お母さんの方は、何の勉強でもいいです。ペン習字だって、読書だっていいです。
リビングのテーブルでお子さんと、同じような作業をする時間を15分作ってください。
子どものために、15分やそこらの時間も作れないなら、生活パターンを少し考えた方がいいです。

私が側についていないとすぐ他のことをして遊ぶ

これは監視タイプですね。
まずは、同じテーブルに座りましょう。そして何か作業をしましょう。
「仕事」や「家事」のことを考えながらしてはいけません。
それは、宿題をしながら、「テレビ」や「遊び」のことを考えるのと同じです。

結局、そういう親の姿を見ながら子どもは「こうしてもいいんだ」という楽な方に流れて行ってしまいます。
だらだらするときは、思いっきりだらだらする。
だけど、しなくちゃいけないことは、しっかりする。
子どもは見ていますよ。

1 勉強時間は原則けつかっちんの時
2 親も一緒に

です。

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