文章力養成コーチ ゆか先生の「書きまくるトレーニング」 徒然なるまま かきまくれっ!

国語について、そして書くことについて、つづっています。

いつも朝がバタバタな場合の改善

2021年8月12日
朝起きて子どもがボーっとしている。がみがみ言わないと着替えさえしない。朝食はだらだらテレビを見ながら。「早くしなさい」を何回言うのか。結局慌てて家を飛び出す毎日。このままで大丈夫?

基本的には大丈夫(笑)そんなことじゃ死なないから(笑)

でも、できたら改善したいと思っているんですよね?だからここに来たんですよね?
確かに、朝からこんな調子だと、親子ともども疲れちゃいますよね。

優雅に!とまではいかなくても、朝っぱらからバタバタは避けたい。できたら親子げんかもしたくない。

長年の教育相談を活かし、アドバイスします。

順番ではなくそれをする時間を決める


普通の人間は、見積もりが甘いので、順番だけを決めると、後半ができなくなります。
これは大人も同じ。To Do List で最後の方がいつも残っちゃう人、いませんか?
それは、根性が足りないんじゃなくて、仕組みが悪いんです。

例えば、小学生の場合、登校までに最低限必要なことは「身支度」と「朝食」ですよね。
大人もそうですかね?(笑)
この2つの順番しか考えていないから、たっぷりある時間が無駄になるんです。
起きる時間によって、のんびりしたり急いだり、ばらつきます。

まず、けつかっちんで計算


さて、子供によって違いますが、例えばこの2つ、何分でできますか?
例えば、朝食が20分、身支度が10分なら、登校時間から逆算して、そこに入れちゃいます。
順番ではなく「それをする時間」を決めるんです。
図で言うと、7時からの30分ですね。
〆切を7時30分とすることで、これ以上後ろにずらせない!というけつかっちん状態にします。

朝できたら素敵なことを子どもに考えさせる


で、子どもに「朝できたら素敵」と思うことを聞いてみてください。
親の理想ではなく、子どもの理想ですよ。

ペットの世話をしっかりしたい
漢字のプリントを1枚やりたい
サッカーの練習をしたい
ベッドメイキングとか素敵!
絵を1枚描きたいな

なんでもいいんです。子どもが自分自身で朝にしたいと思っていること。
それをその前に持ってくる。何分かかるか計算して、「身支度」と「朝食」の前に入れちゃう。
後ろに入れると、結局できなくなるので、前に入れます。

自分との約束を守れるように


親の関わりでコツがあります。
自分で決めたことができたときは、それはガチですごいことなので、褒めてください。
いや、普通に、心から凄いと思いますよね。
で、問題はできなかった時です。人間できないときもあります。
その時は「スルー」です。
平坦に、何事もなかったように、スルーです。
大人だってそうですよね。「できなかったね」なんて評価、要らないですよね?
本人が一番分かっているんです。
大人が、子どもの心の傷口をいじらないように。

定時起きが定着したら


ちょいちょいあちこちで話していますが、夜の勉強を朝に持ってきます。
夜、60分かかる勉強は、朝なら30分で済みます。
寝る3時間前以降の学習は、睡眠時に長期記憶に保存されにくいというデータがあります。
夜、覚えたことは定着しにくいのです。
テスト前の一夜漬け、テストはなんとかなったけど、全然覚えていない!というのはそういう理屈からです。
この話は長くなるので、また。

ではでは。


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