•  私は死刑制度について、存続させていくべきだと考えた。なぜならば、死刑とは重大な罪を犯した犯罪者が二度と罪を行わないように、そして私たち国民が安心して生活できるようにするため、また犯罪防止に繋がると考えたからだ。
     そして、歴史的に見ても死刑とは文明の初期段階からあった刑であり、ほとんどの文明において重大な犯罪を犯した者に課せられる罪だ。古来から、「自分の行動には責任を持ち、人を殺したものは自分の生命をもって罪を償うべきだ。」という認識があるにも関わらず、今更その常識を私たちは安易に変えることができるのだろうか。
    だが死刑囚は刑が執行されるまでに反省を繰り返し、心を入れ替え更生をした場合、その死刑に意味はあるのか。死刑は一度執行されると取り返しがつかないため、死刑制度は廃止すべきだ。また、国…[ 続きを読む ]