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えび天そば 2年 1か月前
私は死刑制度について、存続させていくべきだと考えた。なぜならば、死刑とは重大な罪を犯した犯罪者が二度と罪を行わないように、そして私たち国民が安心して生活できるようにするため、また犯罪防止に繋がると考えたからだ。
そして、歴史的に見ても死刑とは文明の初期段階からあった刑であり、ほとんどの文明において重大な犯罪を犯した者に課せられる罪だ。古来から、「自分の行動には責任を持ち、人を殺したものは自分の生命をもって罪を償うべきだ。」という認識があるにも関わらず、今更その常識を私たちは安易に変えることができるのだろうか。
だが死刑囚は刑が執行されるまでに反省を繰り返し、心を入れ替え更生をした場合、その死刑に意味はあるのか。死刑は一度執行されると取り返しがつかないため、死刑制度は廃止すべきだ。また、国際的にも死刑制度廃止の風潮があるので廃止すべきだという声もあると思う。
しかし、仮に死刑囚が確実に更生できたという確証を取ることは化学の力を借りても無理だろう。なぜなら、相手の気持ちは相手しかわからないからだ。かつ、もし自分の隣で殺人を犯した人がいたとしたら、私たちは安心して生活を送ることができるのだろうか。
そして、死刑囚が更生できるわけがないと私は考えている。例えば、1988年に発生した女子高生コンクリート事件では、未成年の犯人らが更生の余地があるためという理由で懲役10年余りで出所したが全員が再逮捕となった。このように、人間は根本的には変わることができない。なので、これ以上被害者を増やさないためにも死刑制度は必要なのである。
また、国際的に死刑制度を廃止する風潮があるが、廃止した国は死刑の代わりに仮釈放のない終身刑を取っている。しかし、彼らの刑務所での生活費は私たち国民から徴収した税金で生活しており、私はそれに対して「何故罪を犯した人を全員で助けなければならないのか、税金とは私たちの生活をよりよくするために使われるべきではないのだろうか」と考えた。
以上の理由から私は、安心して生活をしていくために必要であり、重大な犯罪者が二度と罪を犯さないようにするために死刑制度は必要であるため、存続させていくべきだと考えた。「ツキイチ2023年度4月」にコメントしました。